近年、スマートフォンアプリの進化が著しいです。
高額な専用機器をしなくても、中古スマホや中古タブレット端末でかなりの航海計器を構築することができる時代
そこで今回は、あえて最新のアプリを利用してコンパスコースを視覚的に確認する方法をシェアしています。
ヨットのコンパスコース維持に使える動画を作ってみました
イヤー 未熟な喋りですみませんWW
この動画内で紹介している コンパスアプリの使い方ですが、どのようなシチュエーションで利用できるのか補足説明しておきます。
ヨットに装備されるコンパスの目盛を凝視して操船できないからアプリに頼る
セーリングでも、機走でもヨットを真っ直ぐに走らせることは案外難しいこと
基本、真っ直ぐ進んでくれません。
陸上のかたい道路上では、自転車や自動車を運転する際にハンドルを真っ直ぐにしていれば 真っ直ぐに進みます。
しかし水面に浮ぶヨットは流体あいてに移動しますので、舵を真っ直ぐに保持していても 風や波の影響をうけ、かなり不安定に進路を変えてしまうモノ
真っ直ぐ進むために、常に 舵をきっている感じになります。 わたしがヨットに乗り始めて最初に戸惑ったのが、この感覚
しかも、道路のない海面でどこを目標にして進めばいいのか分からなくなっていました。
そんな時に、わたしが目安にしているのは、進路方向に見える 雲や陸地の目標
しかし、コンパスの目盛を凝視しながらの操船には無理がある
細かい目盛を気にしていてはヘルム(操舵)は続けていられない。 周りのワッチ(目視警戒・ watchの日本語なまり)にも支障をきたします。
初心者のうちは、コンパスの目盛を意識してコースを維持しようとしがちですが、無理なんです。
そこで今回紹介した、お手軽アプリの登場です。
はじめに設定したコンパスコースを、視覚的に確認出来て 手元に置いておくことも容易なスマホ
基本的にはコース前方を見ながら、視界にスマホ。
これだけで、ヨットを真っ直ぐに進ませるためのトレーニングは十分可能になりますよ。
初心者のうちに、これを利用していれば コース保持する操船技術はすぐに身に付くと思います。
ヨットの技術は難しいものではありませんが、基本を身に付けることは重要
舵をもち、真っ直ぐにヨットを走らせることが最初の練習になると思います。
真っ直ぐに進んだのか? 確認するには後ろを振り返って、海面をみてください。
航跡が波紋のようにしっかりと見えていますから。